北海道が拠点の航空会社AIRDO(エア・ドゥ、札幌市)がJA夕張市の特産、夕張メロンの炭酸飲料の乗客への無料提供を始めた。果実の出荷時期に合わせて、名物のアピールに一役買っている。

 飲料はJAも開発に携わり、原料の果汁も供給する「Ribbon夕張メロンソーダ」。ポッカサッポロフード&ビバレッジ(名古屋市)が2009年に発売し、風味の良さなどで人気を集めている。

 昨年AIRDOの客室乗務員(CA)約230人に、機内サービスで提供したい「CAイチオシ!」飲料のアンケートをとったところ、最多の支持を得て採用された。

 JA特販係主任の菊地貴広さんは「夕張メロンのおいしさに触れ、果実の消費拡大につなげる機会になれば」と期待する。同社の全路線で7月下旬まで提供する予定。(江口和裕)

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