11日、事件の捜査で久留米市の暴力団事務所を訪れた福岡県警察本部の捜査員が、組の飼い犬にかまれてけがをしました。この犬はこれまでにも2度、捜査員にかみついてけがを負わせていて、警察が詳しい状況を調べています。

警察によりますと、11日、恐喝未遂事件の捜査のため、久留米市上津町にある指定暴力団、道仁会の事務所を兼ねた会長の自宅を訪れた福岡県警機動捜査隊の警部補が、組の飼い犬に左手をかまれました。

この犬は、闘犬にも使われる「アメリカン・ピット・ブル・テリア」で、警部補は軽いけがをしたということです。

警察が事務所の敷地に入って容疑者の暴力団員を逮捕しようとしたところ、この暴力団員がリードをつけて連れていた犬が捜査員にかみついたということです。

この犬は去年11月とことし2月にも事務所の捜索に入ろうとした捜査員にかみついてけがを負わせていて、警察は詳しい状況を調べています。

2018年6月12日 14時39分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180612/k10011474441000.html