何故、誰も被害者を助けなかったのか?

当然、そういう意見は出るよね。

で、皆、その理由は容易に想像がついてる。

皆、自分に害が及んでない事を良いことに、犠牲者を見捨てたんだ。

こういうときの決まり文句は何時も同じ、「オレは弱いから」。

誰かが助ければ犠牲者が増えたって...

この意見には裏があり、誰もがそれを知ってる。

「犠牲者はオレを助けるために甘んじて犠牲になれ」だ。

それが解っているから、某大戦のときは「敵前逃亡は死刑」と決めたんだろう。
端的な例は交通事故だ。ひき逃げは皆がやるので、犠牲者の救急措置を怠った場合は罪が加算される。

いいか皆、お前らは敵前逃亡したんだ。その罪は死刑に値する。