高浜4号機、伝熱管2本に傷
外部影響なし

関西電力の高浜原発4号機=福井県高浜町
https://nordot-res.cloudinary.com/t_size_l/ch/images/382833702566134881/origin_1.jpg
共同通信 2018/6/22 19:036/22 19:04updated
https://this.kiji.is/382831799232906337

 福井県は22日、定期検査中の関西電力高浜原発4号機(同県高浜町)で、3台ある蒸気発生器のうち1台の伝熱管2本に、長さ約3.4ミリと約3.8ミリの傷が見つかったと発表した。外部への放射性物質漏れなどの影響はないという。

 伝熱管は、1台の蒸気発生器の中に約3400本が通っており、運転中は内部に放射性物質を含む高温の1次冷却水が流れる。県によると、傷は伝熱管に電流を流す検査で見つかり、貫通はしていなかった。関電が2本に栓をして、運転再開後も冷却水が流れないようにするという。