https://www.sankei.com/smp/world/news/180701/wor1807010033-s1.html

メキシコ東部で記者殺害 選挙めぐり治安悪化
2018.7.1 23:12

 メキシコ東部ユカタン半島のキンタナロー州で6月29日夜、ジャーナリストの男性がバーで銃撃を受けて殺害された。背景などは不明だが、地元政府は声明で「7月1日の選挙は平和裏に行うことを保証する」と強調した。地元メディアなどが報じた。

 メキシコでは1日に大統領選のほか、上下院議員選などが実施されるが、麻薬組織の利権争いが政治と絡み合って治安が著しく悪化し、候補者や政治家らが殺害される事件が多発している。

 在メキシコ日本大使館は過去の選挙で投票所への放火事件も起きたとして、在留邦人に注意を呼び掛けている。(共同)