埼玉県は3日、深谷市の男性(76)が熱中症の疑いで死亡したと発表した。2日午後8時40分ごろ、自宅2階で男性が倒れているのを妻が見つけて119番通報し、搬送先の病院で死亡が確認されたという。

 県消防防災課によると、夫婦は2人暮らし。この日午後、1階で2人でエアコンをつけて昼寝をしていたが、妻が目を覚まして男性がいないことに気づき、2階和室で倒れている男性を発見。窓は閉まっており、エアコンや扇風機は使われていなかったという。

 熊谷地方気象台によると、2日は熊谷で午後4時ごろに36・7度を記録していた。県内で熱中症とみられる死亡者が確認されたのは今年初めて。県内では4月30日から7月2日までに、熱中症の疑いで計724人が救急搬送されている。

朝日新聞
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