文科省汚職
東京医科大4年「親の力で…平等じゃない」
毎日新聞 2018年7月5日 00時06分(最終更新 7月5日 00時09分)

 文部科学省事務方トップの事務次官の有力候補と目された局長が大学側への便宜の見返りに、わいろとなり得る「わが子の不正合格」を得たという受託収賄事件。4日、東京医科大の正門前にいた医学科4年の男子学生は「親の力で入れるなんてうらやましい。平等じゃない」と吐き捨てるように言った。

 同学科4年の別の男子学生によると、大学側から事件に関する説明はなく「さまざまな支援事業が取りやめになるなど、自分たちの教育にも影響が出るのではないか」と不安げだった。

 一方、入試で点数が加算されたとされる佐野局長の子供を気遣う学生も。同学科2年の男子学生は「そのこと…

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