●白人によって絶滅したドードー鳥

ドードーの名の由来は、ポルトガル語で「のろま」の意味
またアメリカ英語では "dodo" の語は「滅びてしまった存在」の代名詞である


■ドードーの生息域を奪った大規模な「サトウキビのプランテーション」
砂糖を造るには、大量の薪(まき)が燃料として必要となり
森林は急速に消失していきました
また、過酷な労働のため奴隷が使われました
白人奴隷の替わりに黒人奴隷が求められるようになり
ポルトガルがアフリカから奴隷を連れてきました


■『色は灰色、人呼んで「ものぐさ」または「うんざり」とよばれ
それらは大繁殖しているので、オランダ人は毎日のようにたくさん捕まえて食べた。
これにかぎらず、一般 にどの鳥も非常におとなしいので
彼らはキジバトやその他野生のハトやオウムなどを棒きれでころしたり、
手でつ かまえたりした

● モーリシャス島でドードーは「塩ずけ、ゆで上げ、薫製」など
あらゆる料理法で調理された。
また保存食として船にも積み込まれて利用された
おそらくゾウガメと同じように、生きたまま帆船に積み込まれ
生きた食料として利用されたドードーもいたのだろう
そのほかに 気ばらしや、娯楽の狩りでも殺された
ひどいことに、現地手当の一つとしてとして
ドードーが支給されていたこともあったいう