東洋紡の福井県工場、遺伝子組み換え酵母が流出

 東洋紡は9日、酵素を製造する「敦賀バイオ工場」(福井県敦賀市)から、遺伝子を組み換えた酵母を含む液体が流出したと発表した。担当者は「この酵母が動物に及ぼす危険性はないと確認されている。また、環境への影響はないと考えられる」と説明している。

 東洋紡によると、7日深夜に酵素の製造工程内の配管が外れ、液体が漏れた。8日未明までに、排水路を通って最大約70リットルが海に流れた。これまでに被害は確認されていないという。

産経WEST 2018.7.9 22:30
https://www.sankei.com/west/news/180709/wst1807090084-n1.html