07月13日 19時01分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20180713/4030000854.html

日本での在留期限が切れているにもかかわらず、吉賀町で暮らしていたとして、ベトナム国籍の男女8人が出入国管理法違反の疑いで警察に逮捕されました。
8人のうち、1人は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍で24歳から37歳までの男女あわせて8人です。
警察によりますと8人は、日本での在留期限が切れているにもかかわらず、吉賀町に居住しながら派遣社員として働いていました。
警察は、11日、容疑者の1人が落とした財布の中から期限の切れた在留カードが見つかったことから、勤務先などを調べたところ、あわせて8人が日本での在留期間が過ぎているにもかかわらず働いていたことがわかり、出入国管理法違反の疑いで逮捕しました。
容疑者のうち6人は、現在も在留期限があるかのように書かれた在留カードのようなものを持っていたということで、警察は、偽造の可能性もあるとみて、詳しく調べています。
調べに対して、8人のうち7人は容疑を認めていますが、1人は、「在留カードが本物ではないと聞いてビックリしている」などと話しているということです。
このほかにも8人と同じ職場で働くベトナム国籍の男1人の所在がわからなくなっていて、警察が行方を追っています。