日本ケンタッキー・フライド・チキンは7月19日、ベンチに座った新カーネル・サンダース像を5体制作したと発表した。

これまでカーネル・サンダース立像は、創業の翌年から約47年間にわたり、店頭に立ち続けてきた。同社には子供から「どうしてカーネルおじさんは店頭で立っているの?」との声もあったそうで、このたび、従来のカーネル・サンダース立像のイメージを大切にしつつベンチに座らせたことで、より子供目線でふれあえるように仕上げたという。

このベンチに座った像は、まず、7月19日にKFC東京ドームシティラクーア店(東京都文京区)に設置。7月20日にKFCららぽーと新三郷店(埼玉県三郷市)、KFCザ・モール仙台長町店(宮城県仙台市)、7月24日にKFCららぽーとEXPOCITY店(大阪府吹田市)、日本KFC の横浜本社(神奈川県横浜市)へ順次設置していく。

また、日本KFCの創業50周年となる2020年に向けて、各地のKFC店舗に設置していく計画だ。

★カーネル・サンダース立像について

日本で立像が登場したのは1971年頃のこと。原型はカナダの、あるフランチャイズ店がイベントのために作ったもので、それをたまたま訪れた日本の幹部が面白いアイディアだと考えて持ち帰った。フライドチキンという言葉もまだなじみがなく、骨つきの鶏を手で食べるという風習もなかった当時の日本では、まったく無名のKFC。なんとか認知してもらおうと考え、店頭に置くようになったという。

新たに製造した立像をお店に置くようにしたのは、日本独自のスタイルで、やがてアジア各国にKFCができる際、日本のスタッフが応援に出かけたことから、立像を持ち込み、以後、アジアを中心に立像を置く国が増えたという経緯がある。

立像はカーネル・サンダースのほぼ等身大で、立像の身長は173cm、重量は26kg。モデルとなった60代当時のカーネルは身長が180cm、体重が約90kgだった。

2018年7月19日 11時44分 ナリナリドットコム
http://news.livedoor.com/article/detail/15033277/

画像
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/4/64813_249_20180719026.jpg