https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180720/6080001653.html

東北北部梅雨明け 熱中症対策を
07月20日 19時43分

20日の県内は高気圧に覆われて各地で気温が上がり、仙台管区気象台は20日午前、「東北北部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
県内はこの先1週間も、気温が高い日が続く見込みで、気象台は熱中症の対策を十分とるよう呼びかけています。

青森地方気象台によりますと、20日の県内は、広く高気圧に覆われ各地で気温が上がりました。
20日日中の最高気温は、三戸町で32度8分、弘前市で31度1分、平川市碇ヶ関で30度4分、青森市で30度などと各地で30度以上の真夏日となりました。

県内はこの先1週間も、晴れて気温が高い日が多い見込みで、仙台管区気象台は20日午前11時、「東北北部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
青森県を含む東北北部の梅雨明けは平年より8日早くなっています。

県内は21日も高気圧に覆われ気温が上がる見込みで、日中の最高気温は弘前市で32度、青森市と八戸市で31度、むつ市で30度となどと各地で真夏日となることが予想されています。
気象台は熱中症の危険が特に高くなるとして、暑さを避けて水分や塩分をこまめに補給するほか、室内では適切に冷房を使うなど十分な対策をとるよう、呼びかけています。

消防によりますと、青森県内では、20日、午後5時半までに男女あわせて10人が熱中症の疑いで搬送されたということです。