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22日夕方に福岡市を襲った突然のゲリラ雷雨。カメラは、10分ほどの間に無数の稲妻が光って
わずか数分で気温が5度以上急降下するなど極端な気象現象の数々を捉えていた。

パニックに陥る子どもたち。福岡市内の野球場で午後3時半すぎに雷が落ちた。
ほぼ同じ時刻、野球場のすぐ南にある福岡空港。地平線近くの景色はまだ確認できるが、
わずか30秒後には滑走路が見えなくなり、45秒後、ついに飛行機も消えた。
この時、福岡には南から雨雲が近付いていた。範囲は小さいが、中心部はピンク。
80ミリ以上の雨を降らせる恐れがある、まさにゲリラ雷雨だ。さらに、驚きの現象が…。
同じ時間帯、福岡空港の東で撮られた映像。雨と風の音に気を取られがちだが、
注目すべきは温度表示。32度だったのが、31度、30度。わずか1分半ほどで26度まで下がったのだ。
なぜ、こんなことに…。当時、九州には3つの方向から同時に風が吹いていた。
行き場を失った風は上空に上がり、積乱雲が急速に発達。強い雨が降り、気温が下がった。
周辺では雷も多発。福岡空港では約12分で少なくとも30回以上、稲妻が光った。
一部は滑走路と誘導路の間に落ちて穴が開いた。水がたまっている状態だが深さ10センチほどあり、
一時、発着ができなくなった。極端な気候はこれからも続くのだろうか。