録的な豪雨の影響で断水が続く岡山県新見市で、23日夜、農業用の運搬車で水をくみに出かけた男性が車ごと用水路に転落して死亡し、警察は誤って転落して溺れたとみて調べています。

23日午後7時ごろ、岡山県新見市草間で住民が「ドーン」という大きな音を聞いて様子を見に行ったところ、道路脇の用水路に農業用の三輪の運搬車が転落しているのを見つけました。

警察によりますと近くに住む会社員の橋本健司さん(59)が車の下敷きになって顔を水につけたまま倒れていて、意識不明の状態で病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡しました。

橋本さんは、23日夜、家族に「生活用水をくみにいく」と言って運搬車で出かけたということです。

新見市の草間地区では、今回の豪雨災害の影響で浄水場が浸水して使えなくなり、今も断水が続いていて、警察は運転を誤って車ごと用水路に転落し、溺れたとみて詳しく調べています。

2018年7月24日 10時39分
NHK NEWS WEB
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