菅官房長官は午後の記者会見で、今年度の最低賃金をめぐって、厚生労働省の審議会が大幅な引き上げとなる目安を示したことを歓迎したうえで、目標とする1000円の実現に向けて、中小・小規模事業者の支援などを含め、全力で取り組む考えを示しました。

今年度の最低賃金の引き上げを議論してきた厚生労働省の審議会は、全国の平均で26円引き上げて、時給874円とする目安を示しました。

これについて菅官房長官は午後の記者会見で、「今年度の引き上げ額の目安は、昨年度を上回り、最低賃金額が時給のみで表示されるようになった平成14年以降、最大の額になっている。政府としては大いに歓迎したい」と述べました。

そのうえで菅官房長官は、「政府としては、最低賃金1000円の実現を目標にしており、今後とも最低賃金の引き上げに向けた環境整備や中小・小規模事業者の支援を含めて、成長と分配の好循環の実現に全力を挙げて取り組みたい」と述べました。

2018年7月25日 17時18分
NHK NEWS WEB
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