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大阪・吹田市の閑静な住宅街に突如、建設されはじめた認可外保育所。周辺住民は当初、何の工事が始まったのかわからなかったといいます。事業者から事前に説明会などは開かれず、建設する旨の手紙が入っていただけで、周辺住民は困惑しています。

■突然始まった保育所の建設工事

7月9日、大阪の吹田市で建設が予定されている保育所の説明に来た事業者に対し、近隣の住民が怒りを爆発させました。

「まだ知らない人もいっぱいいるんですよ、周りに。ここに保育園が建つって。なぜなら看板の一つも立ってないから」
「そんなことで住民の理解をどうやって得るつもりですか。得る気がないですよね」

きっかけは6月。閑静な住宅街の中にある駐車場に使われていた土地で民間業者が突然、認可外の保育所の建設工事を始めたのです。オープンは来年4月で0歳から5歳児までの子ども60人を受け入れる予定だということですが、住民は当初、何の工事が始まったのかすらわからなかったといいます。

■保育所の必要性はわかっていても…
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「驚きでしかなかった。ここなんですかと、何の話も聞いていないと」(山本さん・仮名)

建設現場のすぐ近くに住む山本さん(仮名・40歳)は、1歳の長男を持つ父親。子育て中の親として「保育所」の必要性は十分認識しています。では一体なぜ、山本さんは怒っているのでしょうか?

「ここに保育園が建設されるということなんですけれども、我々の方には紙が一枚投かんされていただけで、当初は何の説明もなかったような状況ですね」(山本さん)

建設工事が始まる直前、近隣の住宅のポストには「認可外保育所の建設工事を開始する」という内容の手紙が投かんされていました。事業者が事前に説明会などを開くことはなく、一方的な通告だったといいます。

「この紙だけで地図などもなかったので、まさか家のすぐ隣に建つとは、紙の案内だけではわからなかったです」(山本さん)

そして、住民にとってはもっと深刻な不安があります。保育所の建物が立った場合、住宅から一番近いところで約1メートルしか離れていないのです。

■事業者「計画変更は行わない」
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住民たちが何度も説明会の開催を要望した結果、7月9日になって急遽、説明会が開かれました。

(住民側)「家の裏も園庭になるって、どんな感じの園庭かもわからないし、どれくらいの砂が飛んでくるかわからないしってなったら、やっぱり気持ちは良くない」
(事業者の社長)「近隣のみなさんの迷惑になるようなことになったとしたら、砂ぼこりがたたないように人工芝に変えるであるとか…」
(住民側)「造る前に砂ぼこりがたつかもしれません、たった場合には芝生に変えますと、今のように説明してもらったら、砂ぼこり少々たっても子どものすることでいちいち言っていかない」

事前の説明が一切なかったことに不安を募らせていた住民ですが、「計画変更は行わない」と話す事業者への不信感を一層強める結果となりました。

(住民側)「図面ができあがったら(変更せず)そのままということ?」
(事業者の社長)「そうですね」
(住民側)「そんなことないでしょ。さすがにそこはおかしくないですか」
(事業者の社長)「承認がおりていますので、今から変更ということはちょっと難しい」

■認可外は“開園後1か月以内”の届け出でOK

今、こういった保育所の建設をめぐるトラブルは各地で起きています。現在、大阪府内には649人の待機児童がいますが、国は「待機児童ゼロ」を実現するため新たに認可外の保育所を開設する事業者などに対して、施設の整備費用や運営費を補助するなど積極的に後押ししています。ところが、新たな施設の開園を急ぐあまり地域住民への説明が十分に行われず、反対運動が起こってしまったケースもあります。

>>2以降に続く

7/24(火) 13:50
MBSニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180724-10000001-mbsnews-l27&;p=1

★1が立った時間 2018/07/25(水) 10:25:00.90
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