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東京高検 八木新検事長が就任会見「誠実に取り組む」
2018年7月26日 19時36分

東京高等検察庁の新しい検事長に就任した八木宏幸氏が記者会見し、「事件の大小にかかわらず一つ一つ誠実に取り組み、国民の期待に添えるよう努力したい」と抱負を述べました。

八木検事長は大阪府出身の62歳。東京地方検察庁の検事正や最高検察庁の次長検事を経て、25日、関東など1都10県を管轄する東京高検の新しい検事長に就任しました。

八木検事長は25日の記者会見で、「このところ児童虐待など子どもが被害にあう痛ましい事件が耳目を集めるなど、東京高検の管内でも犯罪の発生状況は予断を許さない状態が続いている。事件の大小にかかわらず一つ一つ誠実に取り組み、国民の期待に添えるよう努力したい」と抱負を述べました。

また、先月新たに導入された捜査協力への見返りに容疑者などの処分を軽くする「司法取引」については、「制度の弊害として指摘されている無実の第三者を引き込む危険性が払拭(ふっしょく)されているかよく見極めながら、慎重に運用していきたい」と述べました。

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