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台風12号 ダム緊急放流前に避難指示の方針 愛媛 西予・大洲
2018年7月28日 15時12分台風 避難

台風12号の接近に備えて、愛媛県は対策会議を開き、西予市や大洲市ではダムの緊急的な放流を行う際には、数時間前に避難指示を出す方針などが確認されました。

対策会議では、先日の豪雨で肱川が氾濫したことを受け、西予市では、野村ダムで放水量と流入量をほぼ同じに近づける緊急的な措置、「異常洪水時防災操作」がとられる場合には、その3時間前にダム側からの通知を受けて避難指示を出す方針が説明されました。

大洲市でも、鹿野川ダムで同様の措置がとられる場合には、2時間前にダム側からの通知を受けて避難指示を出すことを検討しているということです。

また、豪雨のあとの二次災害を防ぐため、宇和島市と西予市では、避難所を増やして早めにお年寄りを避難させることや、大雨警報が出た場合は避難勧告を発表する方針などが説明されました。

中村知事は「台風で、1人の犠牲者を出さないためにも、空振りでもいいので、早めに避難を呼びかけてほしい」と述べました。