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収穫直前 すももの落下防ぐ作業 山梨
2018年7月28日 15時00分台風 影響

台風12号の接近を前に、果物の生産が盛んな山梨県では、収穫直前の果物が木から落ちないように農家が対応に追われています。

このうち、山梨市三富の広瀬常晴さんの果樹園では、高級品種「貴陽」の収穫を数日後に控えています。

「貴陽」は実の大きさがテニスボールほどと、一般のすももより大きく木から落ちやすいため、広瀬さんは台風による強風で実が落ちたり、枝が折れたりしないように、2メートルから3メートルほどの長さの竹の棒を枝の下に添えて支えていました。

広瀬さんは「ことしはできもよかったし、あと2日ぐらいで収穫だったので不安でいっぱいです。支柱も気休めにしかなりませんが、祈るような気持ちで作業をしています」と話していました。
りんご園でも防風ネット 群馬
強い台風12号の接近に備えて、果物の生産が盛んな群馬県川場村のりんご園では、強風で実が落ちたりするのを防ごうと、防風ネットを張る作業などに追われていました。

群馬県川場村にある戸部和典さんのりんご園では、「秀陽」や「ぐんま名月」といった品種のりんごが実をつけ始めています。

台風が接近する中、戸部さんは強風で実が落ちたり枝が折れたりしないように、防風ネットを張って枝に支柱を取り付ける作業に追われていました。

戸部さんは、「これだけ対策をとったので、被害を最小限に抑えることができればいいのですが」と話していました。

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