韓国の高校生が富山市を訪問し、イタイイタイ病の歴史を学びました。

富山市の清流会館(せいりゅうかいかん)を訪れたのは、韓国の高校生20人で、イタイイタイ病対策協議会の高木勲寛(たかぎくにひろ)会長から、苦しがる患者たちの様子や神岡鉱山の親会社を相手取った住民による裁判について、説明を受けました。

 この平和交流は、韓国の光州広域市(かんじゅこういきし)が毎年開催しているもので、イタイイタイ病の原因である神岡鉱山に、戦時中、朝鮮人が強制連行されていたことから、人権問題について学んでもらいたいと企画されました。

 高木会長が、全身72か所を骨折して痛みを訴えた女性の様子を語ると、高校生たちから驚きの声があがっていました。

 1行は、4泊5日で、県内でホームステイして、交流を深める予定です。



チューリップテレビ 2018年07月28日 14時30分
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20180728143248