https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180729/0004625.html

強風で12棟延焼 1人死亡
07月29日 05時06分

28日夜、京都市東山区の店舗を兼ねた住宅から火が出て、台風の接近で強まっていた風にあおられて周辺の住宅など12棟が焼け、火元の家から1人が遺体で見つかりました。
警察は連絡がとれなくなっているこの家の85歳の女性とみて身元の確認を進めています。

28日午後8時40分ごろ、京都市東山区西御門町で、「2階建ての建物から煙が出ている」と近くの店舗の従業員から消防に通報がありました。

消防車などおよそ40台が出て消火にあたりましたが、木造2階建ての青果店の店舗を兼ねた住宅から出た火は、台風の接近で強まっていた風にあおられて次々と周囲の住宅などに燃え広がりました。

火は、およそ4時間半後にほぼ消し止められましたが、火元の住宅を含めて住宅や店舗など12棟が焼けました。

また、警察によりますと、火元の住宅から1人が遺体で見つかり、この家に住む85歳の女性と連絡が取れなくなっていることから、警察は遺体はこの女性とみて身元の確認を進めています。

現場は、清水寺の本堂から北西に1キロあまり離れた鴨川の東側にある住宅などが密集する地域です。