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 台風12号の影響で、神奈川県西部の海岸沿いでは建設中の漁港の施設が大きく壊れるなど、高波による被害が相次いでいます。

 壁や窓ガラスが割れ、建物の中には大きな石がいくつも転がっています。被害を受けたのは小田原漁港に建設中の3階建ての観光施設で、来年5月からの開業を目指していましたが、市によりますと、1階部分が大きな被害を受け、今後の見通しも立たない状態だということです。

 こちらの堤防は海面から7メートルの高さにあるということですが、この堤防を超えて高波は販売施設を襲ったということです。

 「これを見たときに愕然としたのは正直なところです。高波というのは想定していたところもあるが、まさかここまでの被害になるとは全く想定がつかなかった」(小田原市水産海浜課・佐藤正和課長)

 また、周辺の湯河原町の海水浴場では10軒以上の「海の家」が全壊していて、高波の被害が広がっています。(29日16:43)

7/29(日) 18:57
TBS系(JNN)
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