http://news.tbs.co.jp/jpg/news3434697_38.jpg

 北朝鮮の弾道ミサイルに備え配備されていた迎撃ミサイル=『PAC3』の部隊が緊張状態が緩和したとして撤収されました。

 「松山駐屯地からPAC3が運び出されていきます」(記者)

 「PAC3」は去年8月、北朝鮮がグアム周辺への弾道ミサイル発射計画を発表したことを受けて、中国・四国地方や北海道に展開されていましたが、30日夜、一斉に撤収されました。東京・市ヶ谷の防衛省に配備されていた「PAC3」も発射台が倒され、敷地内に移動されました。

 防衛省は先月の米朝首脳会談などにより緊張状態が緩和したと判断、各地のPAC3部隊に撤収するよう命令を出したものですが、一方でミサイルの迎撃に必要な「破壊措置命令」は継続する方針としています。

7月31日
TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3434697.html