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「ローソン フタバ図書GIGA広島駅前店」店頭に並ぶカップ麺。商品名の「広島式」という名称は同店が名付けた。広島にはおいしい汁なし担担麺の店があることを県外にも広めたいとの思いを込めたという

 広島の汁なし担担麺専門店「キング軒」(広島市中区大手町3)が7月18日、同店が監修したカップ麺の収益全額を「平成30年7月豪雨」に寄付するSNSで発表した。

 カップ麺「広島式汁なし担担麺」はキング軒が監修し、サンヨー食品が商品化した。7月10日から全国のローソンで数量限定販売している。

 商品化に当たって、開発担当者は「鮮烈なしびれと香りの花椒(ホアジャオ)の風味を再現することに一番苦労した」と話す。店舗では3 種類の花椒ブレンドに加え、毎朝擦りたての花椒を使うことで鮮烈な風味に仕上げている。カップ麺では「四川産花椒」を100パーセント使うことでスパイス感を再現した。

 寄付について、同店のフェイスブックページでは「一度限りではなく継続して活動していこうと思います。引き続き全国のキンガーの皆様にも幅広い支援をしていただければ」とコメント。キング軒は2015年、初めて東京に汁なし担担麺店を出店。広島市中心部に3店舗、東京で2店舗を展開している。

 カップ麺「広島式汁なし担担麺」の価格は216円。

2018.07.31
広島経済新聞
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