静岡県は31日、女性3人のスカートの中を盗撮したなどとして東京都の迷惑防止条例違反などで送検された県健康福祉部の出先機関に勤務する男性主任(31)を同日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 県によると、男性主任は3月11日午後5時55分ごろ、東京都豊島区の池袋駅西口の上り階段で、女性3人のスカートの中に腕時計型カメラを差し向けて動画を撮影。その際、盗撮行為をとがめた20代の男性の左手にかみつき、もみ合っているところを警視庁池袋署に現行犯逮捕された。20代の男性は1週間の軽傷を負った。

 男性主任は同月13日に東京都の迷惑防止条例違反と傷害容疑で東京区検に送検されたが、6月12日に不起訴(起訴猶予)処分になった。男性主任は仕事上などのストレスを解消するために昨年9月ごろから月に1、2回、盗撮行為をしていたといい、「あまりにも愚かな行為をしてしまい、職場などに迷惑をかけて申し訳ない」と反省しているという。

2018.7.31 16:59
産経ニュース
https://www.sankei.com/affairs/news/180731/afr1807310015-n1.html

静岡県職員停職6カ月処分