新潟県、一般家庭へ節水呼び掛け 高温と少雨受け18年ぶり県連絡会
2018/08/02 16:07 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/sp/news/politics/20180802410096.html

7月上旬から続く高温と少雨を受け、県は1日、「県渇水情報連絡会」を18年ぶりに開いた。関係各課が対応策を協議し、農家に加え、一般家庭にも節水を呼び掛けることを決めた。

佐渡を除く農業用水ダムの平均貯水率は47%で、平年に比べ半分程度に低下し、中山間地では取水が難しい状況が続いている。
今後、最も水を必要とする出穂期を迎えるが、一部地域では田が干上がったり、稲の葉が枯れたりする症状が出ている。野菜や果樹でも生育不良が確認されている。

生活用水は、即座に計画断水や減水を行う状況ではないが、河川の水量が低下しているため、県はホームページなどで節水の呼び掛けを始めた。

花角英世知事は1日の会見で「生活や農業用水への影響が心配される。危機感を持ち、早めの対応をしていく」と述べた。