https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000154-jij-cn

 【シンガポール時事】中国の王毅外相は2日、シンガポールで記者会見し、米国による対中貿易制裁について「自国の利益追求のために一方的な行動に出ることは世界貿易機関(WTO)の原則に反する」と批判した。

 その上で、「逆に米国の利益を損ねるだけだ」と強調した。

 王外相は「われわれは19世紀の時代の貿易をしているわけではない。グローバル化した産業システムの中で物品が流れている」と指摘。中国の輸出のかなりの部分は、中国に進出している米国企業など海外投資家によるものだと述べた。