https://jp.reuters.com/article/cyber-conference-samsung-elec-idJPKBN1KT217

テクノロジー
2018年8月8日 / 18:12 / 30分前更新
サムスン「ギャラクシーS7」に脆弱性、ハッキングの恐れ=研究者
[ロンドン 8日 ロイター] - 韓国サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS7」などに使用されるマイクロチップにセキュリティー上の欠陥が見つかり、ハッキング被害に遭うリスクがあると、オーストリアの大学研究者が明らかにした。

ギャラクシー7などサムスン電子製の端末はこれまで「メルトダウン」と呼ばれるセキュリティー上の脆弱性には影響がないとされてきたが、グラーツ工科大学の研究者がギャラクシーS7に対するメルトダウン攻撃の方法を見つけたという。

研究者は、数億台の端末がメルトダウンに感染しており、メーカーも気付いていないため、対策が取られていない可能性があると指摘した。

サムスン電子は今年1月と7月にメルトダウン対策としてソフトの更新を実施している。

同社は「セキュリティーを非常に深刻にとらえており、製品やサービスがセキュリティーを第一に設計されている」との声明を発表。広報担当はギャラクシーS7の販売台数について明らかにしなかった。