https://mainichi.jp/articles/20180809/k00/00m/040/097000c

6月18日に最大震度6弱を観測した大阪北部地震で、運休や減便が計12日間に及んだ大阪モノレールについて、
運営会社の大阪高速鉄道(大阪府吹田市)は8日、専門家による被災検証委員会(委員長=清野純史・
京都大大学院教授)の初会合を開いた。耐震化や点検作業、復旧方法などを検証し、来年3月に結果を取りまとめる。

委員会では、地震発生時の駅構内の様子を映した映像も公開された。南茨木駅では、転倒したり、座り込んだりする
通勤客の姿が映っていた。公園東口駅ではホームに入る車両が激しく揺さぶられる様子が記録されていた。
委員からは「乗客が立っていられない状況で転落の危険がある」などの指摘が出た。同社は、安全対策として今後4年間で
全駅にホームドアを設置する方針を示した。

吉村庄平社長は「改めておわびしたい。日本で初めての大規模なモノレール被災なので、検証結果は全国の
モノレール事業者と共有したい」と話した。

モノレールは高架橋の上にレールが設置されている構造上、歩いて点検するスペースがなく、JRや私鉄に比べ、
復旧に大幅な時間がかかった。


駅とモノレールが揺れる動画ようつべにも上がってるけど、エグい揺れ方
https://www.youtube.com/watch?v=FwOLP1NulP4