夜の住宅街のあちらこちらで大きな声を出して泣き続けるという。
住民の睡眠を妨げる迷惑モノを取材した。

東京・江東区、夜の住宅街に響きわたる動物の鳴き声。けたたましく鳴いていたのはこの鳥。
この付近のマンションの屋上などに巣を作り昼夜問わず鳴き続けるため、睡眠不足になる住民も。
体長40センチ以上はあるだろうか。そう、ウミネコだ。
被害は騒音だけではない。
それにしてもウミネコは本来、海辺に生息する鳥だ。
それがなぜ、マンションに巣を作るようになったのか。
実は、都市部の環境変化が影響しているのではないかと専門家は見ている。
都心でも進む屋上緑化。
この動きがウミネコを誘っている可能性があるというのだ。
江東区によれば、住民から苦情が寄せられるようになったのは3年ほど前から。ウミネコは繁殖期の5月ごろに飛来して8月ごろに飛び立っていく。
しかし、一度、繁殖に利用した場所に翌年も訪れて産卵する習性があるため、住民の悩みは尽きないのだ。
しかも、鳥獣保護管理法で野生のウミネコをむやみに捕まえることは禁止されている。
区ではネットを張るなどの対策をホームページなどで呼び掛けている。

http://news.livedoor.com/article/detail/15158961/
2018年8月14日 18時49分 テレ朝news

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