>>119
つーかそもそもアメリカ式捕鯨船が日本の周りに来る200年も前にときすでに太地の捕鯨者たちは太地沖を回遊して来るセミクジラの個体群を枯渇させていたんだなあ。



太地さんによると、江戸時代、もりを突いて捕まえる「突き取り捕鯨法」が広く行われ、脂肪が厚く、死んでも沈まずに運べるセミクジラなどが中心だった。
1650(慶安3)年ごろには少なくなった鯨を取り合い、たびたび争いが起こったほか、経営が成り立たなくなる人もいたという。
角右衛門が1677(延宝5)年、鯨の進行方向に網を張り、何重にも巻き取った後、もりを打ち込む「網掛け突き取り捕鯨法」を開発し、セミクジラ以外の鯨の捕獲を可能にした。
1683(天和3)年には96頭のうち、セミクジラは2頭のみで、91頭がザトウクジラだったという。
http://www.agara.co.jp/DAILY/20060504/20060504_005.html