舟の安全願う船玉まつり 長瀞町

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20180816/1100003240.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ぼんぼりを飾った船を川に浮かべて船の安全を願うお盆の伝統行事
「船玉まつり」が15日夜、埼玉県長瀞町で行われました。

「船玉まつり」は、長瀞町の荒川の舟下りの船頭たちが大正時代、
水上の安全を祈るため水の神を祭ったのが始まりとされています。
15日夜は、高さ10メートルほどのやぐらを組んでぼんぼりを飾った「万灯船」と呼ばれる
2そうの船を川に浮かべ、その船上で地元の人たちが勇壮なお囃子を響かせました。

本来であれば、2そうの船は渓谷を流れる川を往復しますが、ここ数日の雨で
川の水位が上昇していたため、15日夜は船と川岸をロープでつないで川に浮かべるだけにしたということです。

このあと、神職たちが別の船に乗りこんで安全を祈願したあと、
およそ1000個の灯ろうが川に流されました。
会場には大勢の見物客が訪れ、灯ろうが連なる光景や迫力のある花火を眺めながら
お盆のひとときを過ごしていました。

見物に訪れた地元の女性は
「すてきな夜祭りでした。この伝統的な祭りをいつまでも続けてほしいと思います」
と話していました。

08/16 06:50