2018年08月21日
https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20180821-OYTNT50050.html

 北上署は20日、専大北上高校教諭、照井裕樹被告(32)(北上市二子町)を覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで緊急逮捕し、起訴されたと発表した。逮捕は7月11日。

 発表によると、照井被告は7月6日頃、奥州市内の知人宅で覚醒剤を使用した疑い。情報を受けた同署が任意で尿検査を実施し、陽性反応が出た。「使用したのは間違いない」と容疑を認めているという。

 同高によると、照井被告は2011年4月に非常勤講師として採用され、14年4月に教員となった。校内では英語を教え、3年の学級担任と女子運動部の部長を務めていた。勤務態度に問題はなかったという。

 同高は7月12日付で照井被告を懲戒解雇処分にした。

 同高で20日記者会見した及川和夫校長は「子どもたちの人格形成に深く関わる職業であるにもかかわらず、このような事態となり本当に申し訳ありません」と謝罪した。21日は全校集会を開き、生徒に説明するという。