東芝メモリ新工場 大卒採用難航

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20180906/6040001925.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大手半導体メーカー、「東芝メモリ」が建設を進める、北上市の新工場で働く大卒者の採用が
募集人員の3割程度にとどまっていることがわかりました。
東芝メモリは、高卒者の募集人員を増やすなど、生産拠点と位置づける新工場の稼働に向け、
採用計画の見直しを迫られています。

「東芝メモリ」は東芝が経営再建の一環でアメリカの投資ファンドなどに事業を売却した
大手半導体メーカーで、記憶用半導体、「フラッシュメモリー」の
生産拠点と位置づける新工場を北上市に建設しています。

会社では新工場を来年完成させ、再来年までに生産を軌道に乗せる予定で、
これにあわせて来年春に卒業する大学生や高校生などあわせて510人の採用を計画しています。
しかしこのうち、主力となる大卒者の採用は、県外に就職を希望する学生も多く、
企業間の競争が激化していることから、170人の募集人員のうち、
3割程度にとどまっていることが関係者への取材でわかりました。

このため東芝メモリは、新工場の生産計画への影響を避けるため、今月始まった高卒者の採用で、
募集人員を200人から290人へと大幅に増やすなど、採用計画の見直しを迫られています。

東芝メモリの関係者は、今のところ新工場の生産計画に変更はないとしていますが、
安定的な稼働に向けて人材の確保が課題となっています。

09/06 09:46