北海道で最大震度7を観測した地震の影響で現金を使わないキャッシュレス決済が利用できなくなり、災害時の非現金決済の脆弱(ぜいじゃく)性が浮き彫りになった。道内全域で停電が発生し、決済情報を処理できなくなったことから、“買い物難民”に陥る人が発生した。

 「お金がない。ICカードには数万円入っているのに」。出張で北海道を訪れた都内の男性会社員(28)は7日、悔しげに語った。キャッシュレス決済の普及以降、現金をほとんど持ち歩かなくなり、手持ちは残り5千円。「普段から財布に入れておくべきだった」とため息をついた。

 停電中も営業を続けた数少ない小売店の多くは現金での取り引きに限られた。電子マネーやクレジットカードなどのキャッシュレス決済は、停電で読み取り端末や決済情報を送信する回線が機能しなくなった。

 利用できたのは非常用電源でレジを動かしたコンビニエンスストア大手セブン−イレブンの一部店舗などだけ。稼働するATM(現金自動預払機)も少なく、現金も手に入りにくかった。

 ニッセイ基礎研究所の福本勇樹主任研究員は「停電に弱いことは以前から危惧されていた」と指摘。災害が多い日本でもキャッシュレス決済が円滑に利用できるよう非常用電源の確保など対策を急ぐよう求める。


産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00000571-san-bus_all
町内の大半が停電している厚真町の避難所では、スマートフォンや携帯電話の充電サービスが行われている=7日午後、北海道厚真町(桐原正道撮影)
https://amd.c.yimg.jp/amd/20180908-00000571-san-000-1-view.jpg
★1 2018/09/08(土) 23:57:44.43
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1536467584/
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http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1536330525/