更新日時:2018/09/12(水) 19:50:33
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 郵便物を配達せず空き家に隠したとして、宮城県登米市の配達員の男が逮捕された事件で、男が「封書の中にあった現金20万円ほどを盗んだ」と供述していることが、新たに分かりました。

 この事件は、8月30日、配達すべき郵便物5通を自らが所有する空き家に隠したとして、登米郵便局の配達員、岩渕智彦容疑者(51)が、郵便法違反の疑いで逮捕されたものです。警察によりますと、その後の捜査で岩渕容疑者は、2016年1月から2018年6月にかけて、配達すべき郵便物29通を空き家などに隠した疑いが新たに強まりました。また、岩渕容疑者は、取り調べに対し、「配達しきれず能力がないと思われたくなかった」と話しているほか、「封書を開け、あわせて20万円ほど盗んだ」と供述しているということです。岩渕容疑者が、所有する空き家などからは、3万7000通余りの郵便物が見つかっていて、警察はさらに余罪を追及しています。