高齢者事故多く「安全サポート車」限定免許検討
2018年09月13日 15時01分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180913-OYT1T50086.html?from=ytop_top

 今年上半期(1〜6月)の全国の交通事故死者数は、過去最少の1603人だったことが13日、警察庁のまとめでわかった。昨年同期を72人下回り、統計の残る1948年以降、最少のペース。一方、75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故は昨年同期より32件増え、同庁は、自動ブレーキなどの高齢者向け機能を搭載した「安全サポート車」限定免許などの対策を検討している。
 死者のうち65歳以上の高齢者の割合は、過去最多の56・6%。年齢別では75〜79歳と80〜84歳がいずれも196人で最多だった。
 事故の状態別で最も多かったのは「歩行中」にはねられた581人で、うち414人が65歳以上だった。65歳以上の約6割には、横断歩道外を渡る「横断違反」などの交通違反があった。
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