https://static.hokkaido-np.co.jp/image/article/650x366/228/b6d9306cf6d3939b5029853158f04519.jpg
https://static.hokkaido-np.co.jp/image/article/650x366/228/895b5ca99d1ae57915e0bd1e7f59dd07.jpg
北電苫東厚真火力発電所の手前から1号機、2号機、4号機。1号機は近く再稼働の見込みだ=12日(本社ヘリから)

 北海道電力が、胆振東部地震の影響で損傷し緊急停止中の苫東厚真火力発電所全3基(胆振管内厚真町、総出力165万キロワット)のうち、1号機(35万キロワット)を今週前半にも再稼働させる方向で最終調整していることが16日、分かった。
復旧時期は当初9月末以降としていたが、予想よりも損傷が軽かったため、数日中に運転再開が可能と判断した。

 複数の関係者が明らかにした。
連鎖的に広域停電になる「ブラックアウト」の引き金になった苫東厚真全3基(3号機は廃止)のうち、再稼働するのは1号機が初めて。

 苫東厚真では地震直後の6日午前3時8分に2号機(60万キロワット)と4号機(70万キロワット)がまず停止し、1号機は同25分に緊急停止した。
内部点検の結果、1号機はボイラーの配管から蒸気漏れが見つかったが、機器自体は想定以上の損傷は見つからず、予定より1週間以上復旧を前倒しできるメドが立ったという

全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/228984
09/17 07:00