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傘による事故相次ぐ 注意呼びかけ
2018年9月19日 17時40分

関東地方では、9月に入って局地的に猛烈な雨が降るなど雨の日が続いています。東京都などは、傘が関係する事故が相次いでいるとして注意を呼びかけています。


ことし7月、横浜市で子どもをだっこひもで前に抱えながら自転車を運転していた母親が転倒し、1歳の次男が死亡した事故では、警察は、母親が手首にかけていた傘が自転車の前輪の泥よけに挟まったことなどが原因だとみています。

東京都によりますと、雨の日の危険な経験について15歳以上の3000人にアンケート調査を行ったところ、製品別では半数を超える1600人余りが傘を原因として挙げたということです。

具体例としては、自動開閉式の折りたたみ傘をたたむ際に、柄の部分が跳ね上がり目に当たってけがをしたケースや、突然の強風で差していた傘が折れ、その破片でけがをしたケースなどがあります。

東京都では、リーフレットを作成して傘の取り扱いなどに注意を呼びかけています。

東京都生活文化局の猪俣聖人生活安全課長は「傘は身近な道具ですので、何気なく使っている人多いが、改めて基本動作を確認して安全に使ってほしい」と話しています。