2018年9月20日 12時23分
 山形、山梨両県の女性3人に乱暴したとして強姦致傷罪などに問われ、1審・山形地裁の裁判員裁判で懲役21年の判決を受けた元NHK記者弦本つるもと康孝被告(30)の控訴審初公判が20日、仙台高裁(嶋原文雄裁判長)であった。弁護側は「現場に残されたDNAが犯人のものであることに合理的な疑いがある」などとして1審と同様、無罪を主張。検察側は控訴棄却を求め、即日結審した。判決は10月18日。

1審判決によると、弦本被告は甲府放送局に勤めていた2013年と14年、山形放送局に異動後の16年に、いずれも20歳代の女性3人の自宅に侵入し、乱暴した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180920-OYT1T50068.html