闇サイトを通じて知り合った男らと共謀し昨年2月、神奈川県平塚市の住宅で無職鳥海広子さん=当時(80)=を殺害し金品を奪ったとして、強盗殺人罪などに問われた塗装工斉藤義伎被告(24)の裁判員裁判で、横浜地裁は25日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

判決理由で青沼潔裁判長は、事件後に病死した男=当時(49)=と昨年2月上旬にネットの闇サイトで知り合い、1千万円の報酬で殺害計画を持ちかけられたと認定。
男を主犯格としたが、斉藤被告が共犯者を募集するなど重要な役割を担っていたと指摘し、「人命より利欲を優先させる身勝手な動機は厳しい非難を免れない」と述べた。

共同通信
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