スバルの新たな不正まとめ

※ 燃費・排ガス測定の不正でも対象車が6月公表時の計1551台から1869台に拡大した。
※室内の温度管理でも4項目で同様の数値の書き換えがあった。重複分を含めて、書き換え事案は1430台見つかり、うち146台では排ガス成分の排出値に影響があった。
※一方、燃費・排ガス検査では、設備の老朽化で試験室の温度や湿度を基準値内に維持できないため、
ポットでお湯を沸かして湿度を上げようとしたり、数値を改ざんして書き込んでいたケースもあった。  ← NEW!!
※後輪のブレーキの制動力を確認するのに、ブレーキペダルだけを踏むべきところをハンドブレーキも引いていた。
※パーキングブレーキの制動力を確認する検査で、ハンドブレーキだけを操作するべきなのに、ブレーキペダルも踏んでいた。
※ブレーキなどは97年頃から行われた可能性があると指摘された ←NEW!!
※ハンドルの操舵(そうだ)角度を検査する際、ハンドルをタイヤが直進の状態にして試験をしなければならないのに、
ハンドルを左右にわずかに切ってから検査を始めた
※ハンドルを切ってタイヤの動く範囲が社内の規格に満たない場合、車体やタイヤを手で押して規格内だと装った例も見つかった。 ←NEW!!
※試験中に検査員が居眠りして大幅に基準を逸脱したと見られるケースが判明した
※報告書で6件の改ざんが「極めて悪質な不正行為」と認定された。
13年8月の燃費測定で、測定設備の操作ミスで「ガソリン1リットル当たり195キロ走行」という、明らかに異常な燃費値が測定された。
測定を無効として再測定すべきだが、担当者は数値を「1リットル当たり12.4キロ」と書き換えた。
※速度計やタイヤの取り付けの確認で、定められた検査法からの逸脱や不適切な数値の記載が複数確認された。