https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000137209.html

厚生年金基金の元事務長が3300万円“着服”
[2018/09/28 23:00]




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 解散することが決まっている厚生年金基金の元事務長の男性が、納付された年金の掛け金など約3300万円を着服していたことが分かりました。

 ガラスの卸業者などが加入する全国板硝子商厚生年金基金によりますと、59歳の元事務長の男性は今年7月までの9年間で企業年金基金の加入事務所が納付した掛け金など約3300万円を着服していました。男性は印鑑を不正に持ち出し、預金口座から金を引き出していたということです。発覚を恐れた男性は、経理担当者に指示をして厚生年金基金の経費を企業年金基金の口座に移し、着服分の穴埋めをしていました。着服した金は飲食費などに使ったということです。男性は7月25日付で懲戒解雇されています。全国板硝子商厚生年金基金は今後、解散することが決まっていて、「多大なるご心配とご迷惑をお掛けし、心からおわびを申し上げます」とコメントしています。