翁長前知事の県民葬

沖縄の基地負担の軽減を訴え続け、ことし8月に死去した翁長雄志前知事の県民葬が、9日午後2時から那覇市で開かれ、生前の功績をたたえるとともに、別れを惜しみます。

ことし8月、すい臓がんのため、67歳で死去した翁長前知事は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設阻止を県政の最重要課題に掲げるなど沖縄の基地負担の軽減を訴え続けてきたほか、子どもの貧困対策などに取り組んできました。

県などでつくる実行委員会は、こうした翁長前知事の功績をたたえるため、午後2時から那覇市の県立武道館で県民葬を開きます。

さきの県知事選挙で翁長前知事の遺志を受け継ぐとして当選した玉城知事が式辞を述べるほか、政府からは菅官房長官が参列する予定です。

一般の参列も可能ですが、会場周辺には、駐車場の確保ができないため、実行委員会はモノレールやバスなどの公共交通機関の利用を呼びかけています。

県民葬が行われるのは、平成9年に亡くなった屋良朝苗元知事と平成13年に亡くなった西銘順治元知事、それに、去年、亡くなった大田昌秀元知事に続いて翁長前知事が4人目です。

10月09日 11時33分
沖縄 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20181009/5090004607.html

他関連ソース
きょう2時から翁長前知事の県民葬 新報HPで中継
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-815920.html
https://030b46df30379e0bf930783bea7c8649.cdnext.stream.ne.jp/archives/002/201810/0a70d93452a308b3d889647946ae6e91.jpg