内閣府は15日、漫画やアニメを作者に無断でインターネット上に公開する「海賊版サイト」に関する有識者会議を東京都内で開催した。特定サイトの閲覧を接続業者が強制遮断する「閲覧防止措置」(ブロッキング)の法制化について、内閣府が賛否両論を併記した中間取りまとめ案を示したが、反対派が併記にも反発し、議論は紛糾した。
内閣府はこの日の会議で一定の意見集約を目指した。最大の争点である法制化について、通信業界などは憲法で保障されている「通信の秘密」を侵害する可能性があるとして反対の立場で、法制化を推進したい内閣府や出版社などと対立している。(2018/10/15-20:39)

時事通信
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