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人工月ができるか、できないかの議論があるので、何ができて何ができないかを議論する

Q.本物のように見える人工月が作れるか?

A.仕組みは既に実現してる、国際宇宙ステーションは昼間でもギリギリ見える明るさの-4.7等級、
だからISSを中身空っぽでそのまま形だけ大きくすれば月のようには見える
月からの距離は1/000なので、大きさも1/1000つまり半径1700mにすればいい、
これでは大き過ぎるので、例えば半径400mのアルミ箔にすると、重量が20トン以下になるので日本のH2Bでも打ち上げ可能

Q. 月のように明るいか?街灯のように照らせるか?

A. ほぼ無理、月は-12.7等級と非常に明るい、三日月と新月の間程度ならもしかするとできるか?

Q. 夜中にこうこうと光っているか?

A. 軌道が低いので、日の出と日没の5分間だけ光る、ただし日中でも条件が良くて目を凝らせばギリギリで形が見える場合もあるだろう

Q 静止軌道に乗せて一晩中浮かぶ人工月はどう?

A たぶん不可能な気がする
静止軌道だと、同じ見かけの直径に必要な大きさが100倍、面積で1万倍になる
つまり、厚みが同じ構造なら重さも1万倍だ
もちろん静止軌道に運ぶコストはべらぼうに高い
リアルな人工月は、現在は静止軌道では難しい気がする

逆に、上の制限付きでよければ、現在の技術と現実的なコストで人工月は本当に実現可能だ