22日未明、オホーツクの北海道・斜里町で、イクラおよそ60kgを不法にとり所持していたとして、48歳の男2人が逮捕された。

サケを密漁したとして現行犯で逮捕されたのは、自称・釧路市の無職・長田栄治容疑者と、弟子屈(てしかが)町の無職・相沢能崇容疑者。

2人は21日午前2時20分ごろ、斜里町の斜里川で、イクラおよそ60kgを不法にとり所持していた。

この地域では、2017年もイクラの不法採取が2件起きていて、2018年に入ってからも、腹が裂かれたサケがこの川で確認されていたことから、警戒中の警察官が2人を発見し、逮捕したという。

調べに対し、2人は、容疑を認めている。

道立総合研究機構のまとめでは、2018年、道内でのサケの漁獲匹数は、2017年を2割ほど上回っているものの、魚体がやせ細り、重量はここ20年で最低で、警察は、販売目的の犯行だったとみて、2人の余罪などを調べている。

(北海道文化放送)
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