11月4日、2019年5月の欧州議会選挙を控え、フランスの極右政党・国民連合(旧国民戦線)の支持率が21%に上昇し、マクロン大統領率いる与党の共和国前進(REM)を逆転したことが世論調査で明らかになった。写真は会見する国民連合のルペン党首。7月にパリで撮影(2018年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
https://amd.c.yimg.jp/amd/20181105-00000015-reut-000-1-view.jpg

[パリ 4日 ロイター] - 2019年5月の欧州議会選挙を控え、フランスの極右政党・国民連合(旧国民戦線)の支持率が21%に上昇し、マクロン大統領率いる与党の共和国前進(REM)を逆転したことが世論調査で明らかになった。

仏調査会社IFOPの調査によると、REMに投票するとの回答は19%と、8月末時点の20%から低下。ルペン党首率いる国民連合は前回の17%から上昇した。欧州議会選の調査で国民連合がREMを逆転するのは初めて。

保守派の共和党は3位で13%、左翼政党の不屈のフランスは11%で、それぞれ前回調査から低下した。国民連合以外の3つの党も含めた極右政党全体の支持率は30%と、前回の25%から上昇した。

調査は1000人近くを対象に10月30─31日に実施した。

11/5(月) 9:35配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000015-reut-eurp