>>384
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2013fy/E003423.pdf
各種フッ素製品の出発原料となる蛍石には、化学品向けのアシッドグレード蛍石と
製錬融剤向けのメタラジカルグレード蛍石とがある。アシッドグレードの蛍石を生産
しているのは中国、メキシコ、モンゴル、南アフリカ等であり、現状中国が世界供給
の約6割を担っている状況である。中国以外の蛍石は砒素などの不純物が多いことと、
浮遊選鉱技術の不足による粒度の問題などの理由により化学品向けには使いづらいと
いう課題がある。中国政府は自国の豊富な資源を活かした産業高度化などをねらい、
実質的な国内生産の管理強化、また輸出抑制的な政策をこれまで打ち出してきたこと
から、その安定供給に懸念がもたれている。
(>略)

H25年の分析だがね。