JR北海道の今年度の最終損益が9月に発生した地震の影響で過去最大の赤字となる見通しになったことについて、石井国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で、JR側の経営努力を見たうえで、必要な財政支援を行っていく考えを示しました。

JR北海道は、震度7の揺れを観測した地震の影響で利用客の数が落ち込んだことから、今年度の決算の見通しは175億円の最終赤字と、過去最大の赤字幅になる見込みだと発表しました。

これについて、石井国土交通大臣は「JR北海道は引き続き厳しい経営状況に置かれていると認識しているが、ことし7月に、収益力の改善に努めるよう求める『監督命令』を出していることを踏まえ、徹底的な経営努力を求めていく」と述べました。

そのうえで石井大臣は、「経営努力を前提に、地方自治体などの関係者とともに必要な支援や協力を行っていきたい」と述べ、JR側の経営努力を見たうえで、道や沿線自治体などと連携しながら、必要な財政支援を行っていく考えを改めて示しました。

2018年11月13日 11時15分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181113/k10011708581000.html

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